2011年11月19日

ニコ生感想/ニコ生PLANETS12月号「徹底評論!『HUNTER×HUNTER』」

 11月16日ニコニコ生放送にて放送された「ニコ生PLANETS12月号「徹底評論!『HUNTER×HUNTER』」」をタイムシフト視聴した感想です。

毎月第三水曜日は、批評家・宇野常寛氏が編集長を務める雑誌「PLANETS」と、
お送りしているサブカルチャークリティーク番組「ニコ生PLANETS」をお届けします。

今回のテーマはズバリ、全国の少年漫画ファンが固唾をのんで見守る『HUNTER×HUNTER』です。
問題作「キメラアント編」の着地点とそれ以降の展開を中心に、
冨樫義博の作家論、そして現代の「少年ジャンプ」的な想像力の展開について、
幅広く議論します。

TOPIC
■『HUNTER×HUNTER』の軌跡を振り返る
■作家・冨樫義弘の進化史
■冨樫から考える少年ジャンプの20年
■問題作「キメラアント編」のゆくえ
■石岡良治の最強☆自宅警備塾(コーナー)
■キルアが(いろんな意味で)ガチな件について
■「キメラアント編」以降はどうなる?
■12月予告――ニコ生PLANETSスペシャル「惑星開発大賞2011」のお知らせ

この番組を観ると「H×H」が100倍面白くなる!?
ニコ生PLANETS11月号 徹底評論『HUNTER×HUNTER』をお見逃しなく。

【出演者】
宇野常寛 (評論家、PLANETS編集長)
泉信行(漫画研究者)
成馬零一(ライター)
石岡良治(批評家)


 HUNTER×HUNTER目的で視聴。でも泉信行さんが出演しているのには驚きました。この人のブログ読んでいます、声良いな〜。話す内容も深くて一層尊敬を深めました。ブログからハンター関連を抜き出して読んでみようかしら。

 ハンターの前々作の「幽遊白書」、特に仙水編の話題が多かったです。ハンターを語るにはそこから続く「幽白」の結末まで、そして次の「レベルE」を語らないわけにはいかないようです。
 たしかに私もそこら辺の要素がハンターに生きているのを感じていました。テリトリーと念能力、カラーレンジャーとグリードアイランド編、マクバク族とキメラアントなど。
 仙水編はバブル崩壊後の90年代前半の暗い雰囲気が込められているとのこと。私は無邪気に単なる強さに寄らない能力バトルおもしれーと思って読んでいて気付かなかったな〜。評者4人はおそらく全員30代半ば、私は20代後半なので少し世代が違うんですよね。
 あとジャンプシステムに対するアンチを込めていたとのこと。樹の俺たちは降りる、お前達は好きなだけ戦い続けろ、みたいなセリフは私も印象に残っております。

 冨樫さんの凄いところは他人の作品をどんどん取り入れてものにする力。ハイブリッドな作品作り。サンプリングとのこと。キメラアントは冨樫さん自身のことだとか。
 コムギは「日出ずる処の天子」の最終巻に出て来た白痴の幼女を肉付けしたものだとか。元の作品の要素を更にパワーアップさせて自分のものにするところが冨樫さんの才能らしい。
 最近ではツボネという「ラピュタ」に出てくるドーラみたいな容姿のキャラが出て来たっけ^^

 石岡さんの「最強自宅警備塾」。長ったらしくてコメントや他出演者に不評で最後に成馬さんにちくりとやられたこのコーナーですが結構興味深いことを教えてくれました。
 冨樫さんの作品では二項対立が崩される展開が多い。幽白の人間VS妖怪という対立軸が後半に崩されたように。幻影旅団内部には団長好き派と団長の意思を尊重する派の派閥があるが、それらに寄らないカルトの加入でそれが崩される可能性があるとか。楽しみだわw
 王一神教でネテロ側は多神教とのこと。護衛軍が天使のように描かれた28巻と仏と仁王像が描かれた29巻はセットとのこと。それは各巻で違う裏表紙の帯の色が28、29巻が同じ色になっていることから分かるということには私も含め一同感心していました。長ったらしい話しでしたがこの話しだけでお釣りくるかな、なんてね^^

 泉さんのハンター世界は遊び心至上主義だという話しが一番面白かったかな。
 良いハンターは人に好かれるもの、つまり遊びを提供できる人。
 クロロやゲンスルーなど極悪だけど超仲間思いだというのは遊び仲間は数人だけだからとのこと。ヒソカがやばいのは一人遊びが好きで誰ともそれを共有しないから。パリストンもその傾向あり。チードルがパリストンを嫌っているのは遊びを共有しないからとか。
 ゴンは善悪に関わらず面白い遊びをする相手とは友達になってしまうところが危ういとか。
 旅団はクロロが死んでも遊びを続けろというのが掟。
 ジャイロはもっとも遊び心がない者。ゴンの対立軸。
 選挙編はそれに対立する究極のマスゲーム。漫画が進化している?

 これからの選挙&アルカ編ですが、アルカを使ってどう選挙結果を操作するかがポイントというのが一同の共通見解らしい。私はその発想なかったな^^;
 アルカ(ナニカ)の目の黒さは、いつの間にかキルアよりやばくなって暗い瞳になったゴンに近づけるのは同じ闇の存在が必要だから、という話しも面白かった。

 うーん、また長ったらしい文章になってしまった^^;。けどももっと色んなことが語られているので是非この番組を見て下さい。多分プレミアム会員になったら視聴できると思います。
 そうそう、コメントで次回レオリオが登場すると言われているけどマジかな。ジンを殴るとか言われていますが何でそんなことになるのか楽しみにしていますw


HUNTER×HUNTER 28 (ジャンプコミックス)
冨樫 義博
集英社 (2011-07-04)


HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)
冨樫 義博
集英社 (2011-08-04)





日出処の天子 全7巻 (漫画文庫)


ニコニコ生放送 感想まとめ



posted by まる樹 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ニコ生HUNTER×HUNTER | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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